松の世界 ~ Pine World
今日からブログを始めました。
地球の文化について、徒然なるままに書いていきたいと思います。
地球には様々な生き物がいます。
今日は植物の中でも、松を取り上げてみたいと思います。
松
マツ属(マツぞく、学名:Pinus)は、マツ科の属の一つ。マツ科のタイプ属である。
分布
マツ属の天然分布は、赤道直下のインドネシアから、北はロシアやカナダの北極圏に至り、ほぼ北半球に限られるといってよい。これは針葉樹としては最も広い範囲に当たる。温度の適性が広いことが一因として挙げられており、亜熱帯や熱帯に分布する種でも−10℃程度の低温・組織の凍結には堪えて生存する。
人間による植栽の結果、南半球でも見られ、オーストラリアやニュージーランド、アフリカ大陸で大規模に植栽されているラジアータマツ (P. radiata) が特に有名。
化石の研究によれば、マツ属は比較的古い時代に登場したとされ、現生種の多様性は、進化してきた年月の長さによるものとされている。
名前・方言名
マツ(松)の由来は、「(神を)待つ」、「(神を)祀る」や「(緑を)保つ」が転じて出来たものであるなど諸説ある。後述のように東アジア圏では神の下りてくる樹や不老不死の象徴として珍重されることを考えると「待つ」から転じたという説がいかにもそれらしい。
英語ではpineと呼ばれ、これはラテン語のpinus(この属の名前としても使われている)に由来する。ラテン語のpinusの由来はタール状のものを指すという。さらにラテン語pinusの由来はギリシア神話に出てくる妖精ピテュス (Πιτυς, Pitys) が由来という説もある。ピテュスは牧羊神パーンから追われた時、松に変身して逃げたという。
松は昔から人間の生活と密接な関わりを持っていました。
材木に使われたり、松の実も食用として利用されてきました。
松は人間の生活を助けてくれる頼もしい存在です。
松かさ
松の実は、「松かさ」とか「松ぼっくり」と呼ばれる傘のような構造の「球果」に包まれています。
松かさ、松毬(まつかさ、英: conifer cone、pinecone)とは、松(マツ科マツ属)の果実のようなもの(毬果あるいは球果)のことである。
松傘、松笠とも書き、「松毬」は「ちちり」「ちちりん」とも訓読する。
まつぼっくり、松ぼくりともいう。これは、「松陰嚢(まつふぐり)」が転訛した語である。
「松ぼくり」は晩秋・植物に分類される季語となっている。
利用
アカマツやクロマツなどの松かさはその形が面白く、大きさも手頃で、よく保存されるので、子どものおもちゃなどによく用いられる。時には工芸品などに加工されることもある。水で濡らすとかさを閉じ、乾かすと再び開くという性質を生かし、かさが開いている状態では入らず、閉じていれば入るような大きさの口を持つ容器に入れることもある。
また、松脂を含み、燃えやすい形状のため、天然の着火剤としても優秀である。キャンプ用品の中には、松かさ1個から数個でシエラカップ1個分のお湯を沸かすキャンピングコンロも販売されている。
未成熟な状態のうちは砂糖で煮付けてヴァレニエにされたりフランス料理のソースや酒の香り付けに使われるなど食用になる。また精油もとられる。
デジタル大辞泉「球果」の解説
きゅう‐か〔キウクワ〕【球果/毬果】
裸子植物の、特に松・杉などの針葉樹がつくる果実。多数の木質の鱗片(りんぺん)が重なって球形や円錐形をなすもの。種子は各鱗片の内側につく。松の場合は松かさとよばれる。
松かさの写真
松ぼっくりの写真を探してみました。
フリーの写真素材で松ぼっくりの写真がありました。
子供の頃、近所に松の木があった人は、松ボックリをキャッチボールに使ったりして、遊んだことがあると思います。
今回は、松を取り上げてみました。
今後も、様々な植物にスポットライトを当てて、紹介していこうと思います。